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a0b4d14
commit a851ef8
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Original file line number | Diff line number | Diff line change |
---|---|---|
@@ -0,0 +1,157 @@ | ||
白山、ドアを開けて入ってくる。 | ||
|
||
白山 あの | ||
|
||
誰もいない。 | ||
椅子に座る。 | ||
ダイゾウ、入場 | ||
2人、しばらく見つめあう。 | ||
|
||
白山 あ、自分、toxixで連絡したSSです。今日お約束してた。 | ||
ダイゾウ ああ。SS君。初めまして。えー、DZです。 | ||
白山 あ、初めまして | ||
ダイゾウ まあ、とりあえず、コーヒーでも飲む? | ||
白山 あ、でも、全然気い使ってもらわなくても、ものもらったすぐ出ますんで。 | ||
ダイゾウ まあせっかくここまで来たんだしさ。結構かかったでしょ? | ||
|
||
ダイゾウ、コーヒーの準備を始める | ||
|
||
白山 あ、そうですね。まあでも、前もちょっと来たことあるんで | ||
ダイゾウ あ、そうなんだ。その時は何しに来たの? | ||
白山 まあ、ちょっと | ||
ダイゾウ ああ | ||
白山 まあなんでまあ、でも奥まで来ると結構かかりますね | ||
ダイゾウ そうだね。鉄条網抜けてからが本番みたいなとこあるからね、この辺 | ||
白山 そうですね。結構やっぱ雰囲気が | ||
ダイゾウ 深くまで来るとさ、ほんとにおかみの目が届かなくなるからね。 | ||
白山 あ、そうなんですか | ||
ダイゾウ うん。だから前はどこ行ったか知らないけど、浅いところは結構覆面とか普通にいるから、気を付けた方がいいよ | ||
白山 手前ってことですよね。 | ||
ダイゾウ そうそう | ||
白山 どこくらいまでですか? | ||
ダイゾウ そうだなあ。まあもともと船の発着場だったところがマークきつくて、 | ||
だからまあ、大体石油コンビナートくらいまでは気を付けた方がいいね。あの辺は普通にやくざとかもいるし | ||
白山 あ、そうなんですか | ||
ダイゾウ うん。ほんとにやばいよ。 | ||
白山 ああ | ||
ダイゾウ だからまあ、深めに入っちゃった方が逆に好き勝手出来るんだよね。 | ||
白山 あ、そうなんすか | ||
ダイゾウ うん、実はね。まあ、どうぞどうぞ | ||
|
||
ダイゾウ、2つのカップにコーヒーを注ぎ、1つを白山の前に置く | ||
|
||
白山 あ、どうも。あ、これ、なんか入ってますか? | ||
ダイゾウ あ、まあね | ||
白山 え、何すか?DMTすか? | ||
ダイゾウ まあ、飲んでからのお楽しみ | ||
白山 あ、うぃっす | ||
|
||
白山、おそるおそる一口すする | ||
|
||
白山 あ、普通にうまいっすね | ||
ダイゾウ それはよかった | ||
白山 えー、楽しみだな。え、結構ゆっくりきくやつですか? | ||
ダイゾウ あ、まあすぐくるよ | ||
白山 えー、まじか | ||
ダイゾウ まあ、カフェインがそもそも最高のドラッグだと思ってるけどね、俺は | ||
白山 確かに。いやー、間違いないっすね | ||
ダイゾウ 朝とかさ、ここ海の向こうから陽が昇ってくるのがみえるわけなんだよね | ||
白山 はいはい | ||
ダイゾウ そいつを眺めながらさ、自分で豆挽いて自分で入れたコーヒーを飲みのがね、こう、最高なんだよ | ||
白山 あー、それは普通に最高ですね | ||
ダイゾウ そう。だから俺ここ来てから朝型になっちゃったよ | ||
白山 それはやばい。 | ||
ダイゾウ やばいよね | ||
白山 え、だって、絶対夜型でしたよね。見た目、雰囲気的に | ||
ダイゾウ そうだね。12時回るまで起きらんなかったね。 | ||
白山 でもまあ今は | ||
ダイゾウ まあもう中毒みたいなもんだからね。 | ||
白山 さいこーっすね | ||
|
||
間 | ||
|
||
白山 あ、それで、ハナの件、なんですけど | ||
ダイゾウ あ、はなね、うん | ||
白山 一応確認してもらってもいいですか | ||
|
||
白山、封筒を出す | ||
|
||
ダイゾウ あ、うん | ||
|
||
ダイゾウ、封筒の中身を確認する | ||
|
||
ダイゾウ はい、OKです。 | ||
白山 うぃっす | ||
ダイゾウ ちょっと待ってて。 | ||
|
||
ダイゾウ、立ち上がり、歩き出す | ||
|
||
ダイゾウ あ、忘れてた | ||
|
||
ダイゾウ、ステレオからコーランの音声を流す | ||
|
||
白山 え、 | ||
ダイゾウ え、 | ||
白山 これ、なんすか | ||
ダイゾウ え、コーランだけど | ||
白山 あ、これやばいかもしんないっす | ||
ダイゾウ なんで? | ||
白山 もう決まってるかもしんないっす | ||
ダイゾウ まあ、存分に楽しんでよ | ||
|
||
ダイゾウ、退場 | ||
白山、待っている | ||
しばらくして、ヒジャブをしたカトウ、モモ、イチカが銃を持って登場 | ||
|
||
白山 うわー。だいぞうさん!だいぞうさん! | ||
だいぞうさん! | ||
うわー。やべー。 | ||
ああ、もういいんで、はい、うわ、もういいんで | ||
|
||
白山、うずくまる | ||
ダイゾウ入場 | ||
|
||
モモ こいつ、なんか全然のってこんのやけど | ||
イチカ つまらんわ | ||
カトウ なんかバッド入ってるみたいやねんけど | ||
白山 あー、ダイゾウさん | ||
ダイゾウ どうしたの | ||
白山 これ、まじですぐきくやつなんすね | ||
ダイゾウ そうだよ。だからいったじゃん | ||
|
||
ダイゾウ、コーヒーをすする | ||
|
||
白山 これ、ちょっと自分にはハードすぎましたわ | ||
|
||
白山、動かなくなる | ||
|
||
イチカ なんかいれた? | ||
ダイゾウ いいや、何も | ||
モモ やっぱさ、ちょっとカトウ話しすぎちゃう? | ||
カトウ いや、やっぱあのくらいやったほうがええやろ | ||
モモ どう?いちか | ||
イチカ いや、こいつはちょっと変だったからあれだけど、多分普通もっと自然にしないと、バレるんじゃない? | ||
カトウ 嫌だって俺別に知らんし、ほんもん | ||
モモ カトウちょっとシリアに研修行った方がいいんちゃう? | ||
ダイゾウ ああ、めっちゃいいじゃん。そしたら、うちにはシリア帰りのIS戦闘員がいるって言えるし | ||
カトウ いや、あいつら真面目すぎて絶対口臭いからいやや | ||
イチカ いやいや、めっちゃいい匂いかもよ、チャイの | ||
カトウ いや、絶対くさい。脇もくさい | ||
モモ それは偏見やろ | ||
ダイゾウ そうだよ。確かめてこいよ | ||
カトウ いや、なんで俺が行く流れなってんねん。気い悪 | ||
モモ はいキレたー | ||
カトウ だるいだるい | ||
イチカ え、こいつどうする | ||
モモ あー、そうね | ||
カトウ 外置いといたらええんちゃうん?toxixの方行きたかったやろ? | ||
ダイゾウ イヤー、実はさ、おれまあまあのお金もらっちゃったんだよね | ||
モモ あ、そうなんや | ||
ダイゾウ コカイン代として。これ何グラム分なんだろ | ||
|
||
ダイゾウ、封筒の中のお金を数える | ||
|
||
モモ まあ、でも俺らそれくらいのトリップは提供できたんやない? | ||
|
||
|
||
|
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Original file line number | Diff line number | Diff line change |
---|---|---|
@@ -0,0 +1,34 @@ | ||
白山、釣りをしている | ||
イチカ入場 | ||
|
||
イチカ 餌持ってきた | ||
|
||
ゴカイを白山の横に置く | ||
|
||
白山 あの | ||
イチカ 何? | ||
白山 これまじくうんすか | ||
イチカ うん | ||
白山 まじすか | ||
イチカ うん、焼けばだいたいたべれるでしょ | ||
白山 いや、まあ、そうかも知んないけど | ||
イチカ あ、流石に生では食べないよ | ||
白山 いや、絶対、なんか良くないでしょ | ||
イチカ いいじゃん、どうせ死ぬんだし。今死ぬ?死にたくないなら釣って | ||
白山 はーい | ||
|
||
イチカ、退場 | ||
イチカ入場 | ||
|
||
イチカ あ、ノルマ5匹ね | ||
白山 はーい | ||
|
||
イチカ、退場 | ||
白山、時々、竿をクンクンとさせる | ||
イチカ入場 | ||
|
||
イチカ あ、餌を生きてるように見せるとか、そういうのいらないから | ||
白山 え、そうなんすか。こういうのやるっしょ、釣りって | ||
イチカ それやったほうがバレるから。 | ||
|
||
イチカ退場え |
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Original file line number | Diff line number | Diff line change |
---|---|---|
@@ -0,0 +1 @@ | ||
イチカ 私が、学生という身分だ、という嘘。私が、かけがえのない存在だ、と嘘。私が、徳の高い者へと成長していく、という嘘。 私が、服を着ないといけない、という嘘。私が、私の人生の主人公だ、という嘘。ここが、川崎市川崎区扇町だ、と嘘。今が、2019年7月7日だ、という嘘。 今日は、初日、と言ってよい。私は、今日を、初日といってよい。今日は、初日、という日だ。今日はいい天気だ。 |
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Original file line number | Diff line number | Diff line change |
---|---|---|
@@ -0,0 +1,48 @@ | ||
白山、モモ、イチカがコーヒーを飲んでいる | ||
|
||
キヨ入場 | ||
|
||
キヨ はあ疲れた | ||
イチカ あ、キヨさん | ||
モモ ああ、どうも | ||
キヨ ああ、イチカちゃん。ダイゾウは? | ||
イチカ 今出てる | ||
キヨ そっか。あれ、うちもコーヒーよばれていい? | ||
イチカ あ、どうぞ | ||
キヨ ありがとう | ||
|
||
イチカ、カップを取り出し、コーヒーを入れる | ||
モモ、立ち上がり出て行く | ||
|
||
キヨ あれ、ももちゃんどっかいくん | ||
モモ あ、もうそろそろカトウ仕事終わるから迎えに、行きます | ||
キヨ そっかあ、気をつけて | ||
モモ あ、これ、新入りの白 | ||
白山 あ、どうも白山です | ||
キヨ あ、どうも。キヨって呼んで | ||
白山 キヨさん | ||
キヨ キヨでええよ | ||
モモ じゃあ、俺は | ||
キヨ うん、またねえ | ||
|
||
イチカ、モモを見ている | ||
モモ、退場 | ||
|
||
キヨ そっかあ、どんどん増えて行くもんやなあ。初めはイチカちゃんとダイゾウだけやったのにね | ||
イチカ そうですねえ。 | ||
キヨ (一口飲んで)あ、今日のんちょっと苦いなあ | ||
イチカ あ、すみませんクリーム出しますね | ||
|
||
イチカ、キヨの分のクリームを出す ここからの話に、白山は相打ちを打とうとする。しかし、タイミングがつかめず、次第に相槌を打つのを諦めていく | ||
|
||
キヨ あれなあ、もう4年も前になんのかなあ、そもそもうちがここにきたのは。今はもう、密輸やらバイヤーやら、そんな仕事してる人らばっかやったけど、前はな、もうやくざとか半グレみたいな人ばっかやってん。 白山 あ、そうなんですか キヨ もうな、しょっちょうどっかで喧嘩やらあったわ。木とか鉄の棒振り回して。お互い言葉通じんもんやから余計手が出たんやろな。私らなんかはよう近づかんかったから遠くで見てただけやけどな。怖ろしかったわ。ほんで、そんな男ばっかの場所やからな、そういう人らの相手する女の人も多かったんやわ。トンネル抜けて石油工場から先の通りなんかは、なんや、セキスイハイムかなんかの もう出来上がってるみたいな部屋のコンテナがずらー並んでてな。もういまは全部ないけどな、タイとかベトナムの中華系のギャングらに全部取られた。そんなとこに私がきたんわな、別に来たくて来たわけやないねん。その時私大学入ってまだ19や。おばさんがアメリカ人と結婚したからな、ちっちゃい頃は年に1回くらいボストンのおばさんち行ってスキーしててん。やから大学で英語勉強して自分も行けたらボストンとか、東海岸の大学行きたいと思ってた。そうでなくても若い女の子なん、誰もこんなとこ来たないよ。 | ||
|
||
キヨ、コーヒーを一口啜る | ||
|
||
キヨ 大学で知りおうた男がな、もうほんましょうもないやつでな、今考えたらなんでそんなやつと付き合うんてやつと一緒になってしもて。今でもあれやでイチカちゃん、こここんなんに使ってんのは私ダイゾウやからないよ。イチカちゃんやからやで。ダイゾウもええやつなんはわかるけどな、やっぱ男はもう信用できんわ。そんでもなんであんなんとつきおうてしもたんやろな。 | ||
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Original file line number | Diff line number | Diff line change |
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@@ -0,0 +1,33 @@ | ||
飲み込む動物登場 | ||
|
||
モモが投げた石を、加藤と飲み込む動物が追いかける。 | ||
|
||
加藤、石を拾う。飲み込む動物、加藤を飲み込む。 | ||
|
||
加藤、吐き出される。 | ||
|
||
毒気の消えた表情をしている。 | ||
|
||
加藤、石を投げる。 | ||
|
||
モモと飲み込む動物がそれを追う。 | ||
|
||
モモが石を拾う。飲み込む動物、モモを飲み込む | ||
|
||
モモ、毒気の消えた表情をしている。 | ||
|
||
飲み込む動物、舞台上を横切って去る。 | ||
|
||
出て行こうとするモモに、飲み込む動物、すりよる | ||
|
||
モモ、歩みを止める。 | ||
|
||
飲み込む動物、モモを飲み込む。 | ||
|
||
吐き出されたモモ、舞台奥に戻っていく。 | ||
|
||
出て行こうとするモモ、歩みを止める | ||
|
||
モモ、飲み込まれるような体勢をとる。 | ||
|
||
モモ、舞台奥に戻っていく。 |
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Original file line number | Diff line number | Diff line change |
---|---|---|
@@ -0,0 +1,59 @@ | ||
2パック登場 | ||
|
||
2パック 2パックって呼ばれてる。まあ、このカフェの常連って感じ。馴染みの客?上客?VIP?見ての通りここのみんなからは好感を持たれてる。相変わらず辛気臭いわ。古い。もっとあげていきたい。空気を。うん。こういう時はね、old shoolに限るんよ。あれ、俺が前もってきたブルートゥースのスピーカーは? | ||
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||
ダイゾー 壊れた | ||
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2パック 壊れたかー。壊れるほど使い込んでくれたんや。壊れるまで愛したんやね。うん。なかなか思い出深いスピーカーやってんけどな。あ、話してなかったけ?思い出。聴きたい? | ||
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ダイゾー まあ | ||
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2パック あ、聞いちゃう?うん。えっとね、まず音楽をかけようか | ||
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2pac/put your hands up | ||
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2pac あのね、俺もね、人間やから、人間兼妖精やから、精子役の人と卵子役の人がその初めおったんやけど、まあおれは精子役のやつの顔も知らずに育った。まあ卵子役の人もすぐ俺の人生から退場したから、俺のストーリーには一切登場しなかったわけやけど。まあともかくその精子役のやつはね、卵子役の人をここに捨てていったわけ。あ、この辺俺の地元な訳なんやけど、そいつがのこのこ戻ってきたというか、まあ流れ着いてきちゃったわけ。まあ当然ちゃ当然ね。入口のバラック小屋でさ、身体中に注入したシリコンが溶けてきて輪郭がズブズブになった売りのババアと慎ましく暮らしてたわけ。君はこの辺新しい?やったら知らんかもしれんけど、この世にはね、そのシリコンの感触がいい、注入したてでハリがあるシリコンよりも脂肪と溶け合ってグダグダになったそのシリコンの粘度を持っていない女じゃないと勃たないインポテンツの男性諸君がいてさ、つまりそういうやつらを相手するマーケットがあるわけさ。うん。そこでもはや名前もつけられないぐらい粗悪な、そう、シンナーよりも悪くて安いものを買って、スーハーして、その2人は慎ましく暮らしてましたと。そして、俺はこう見えて正義の見方なので、そういう顧客のリストを持ってますと。なんか顔が似てるなあと。もちろん名前なんかじゃわからん。みんな名前なんか変えてなんぼやしね。でまあ調べたわけ。するとどうやら俺の精子役やん!やばい!盛り上がってきた!アツい展開だこれはってなって、で感動の親子の再会やね。そう、俺がいった時にそのバラック小屋では、このスピーカーでなんかアユを聞いてて、我ながら最高やと思った。俺の精子役は扇島で女を売って、トルエンの模造品を吸いながらアユを聞いてる最高のクズやと。うん。もちろん俺は自分が息子なんかいわんよ。うん。そういう時は息子役の人は「親父か」とかいったらダメ。うん。で、俺はどうしたと思う?白山くん | ||
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白山 ええ、 | ||
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2pac 殴る? | ||
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白山 ああ、そうですかね | ||
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2pac 残念、不正解。他? | ||
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沈黙 | ||
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2pac 誰もわからん?じゃあ2択。A. 2人を縛り上げ、sing in the rainを歌いながらその女を目の前で犯す。B. 何も言わずバーン、神視点のショット。aやと思う人? | ||
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沈黙 | ||
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2pac bやと思う人? | ||
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沈黙 | ||
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2pac 正解は、トルエンもどきで家中をびたびたにしたあと、マッチでジュ、でしたー。うん。我ながら親孝行やと思う。そしてそれは美しかった。うん。そしてちょっと離れたところからその燃えるのを眺めて、再びマッチに火をつけタバコを吸うわけ。そして俺は、生きようと思った。 | ||
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||
2pac、コーヒーをこぼす | ||
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||
2pac やっぱこのコーヒーまずいわ。なんかいれてる? | ||
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||
2pac、立ち上がり、棚を引き倒す | ||
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||
2pac あれはそういう大事なスピーカーやったわけ。僕は君たちへの友情からそれを贈ったのに。うん。大事にして欲しかった。 | ||
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2pac、ポスターや布を引き剥がし、燃やす。タバコに火を付ける | ||
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2pac うん、これでは生きようとは思った、とは言われへんわ。やっぱりこんなん嘘やん。こんなん何も自由じゃないよ。その点俺は自由やね。俺は小学校も出てないからよくわからんけど、自由とは妖精のように生きられることやと思う。君らはやっぱり何一つ自由じゃない。貧しいし、まず妖精の力を持ってない。まあ、俺はこういうタイプの自己紹介しがちかな。うん。よろしく。もし本当に自由になりたいか、シリコン女を抱きたかったら連絡して。いつでも飛んでくるから。あ、前に置いてあったバイク、ええバイクやな。貸してや。 | ||
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ダイゾー、答えない | ||
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2pac ちょっと貸してや | ||
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2pac、イチカを引きづり、押し倒す | ||
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ダイゾウ、キーをだす | ||
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ダイゾー うーん。こっれはちょっと違うな。流石に野蛮すぎる。うん。じゃあ。 | ||
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2pac、退場 |
Oops, something went wrong.